「御手洗祭」は、「みたらい祭」ではなく、「みたらし祭」と読むということを初めて知ったわけですが、その祭のメインイベントが「足つけ神事」です。
7月の土用の丑前後にとりおこなわれる下鴨神社の神事で、京のひとつの夏の風情を感じます。
水量豊かな湧き水の流れる本殿横の、御手洗川に膝まで裾を手繰り水に入っていきます。
水温20度といいますから、体感的にはとてもひんやりして気持ちよく、暑気が払われていきます。
受付でいただいた蝋燭に、川の途中に用意された種火から火を移して、水の中を進みます。
20mほど先に祭壇が設えられており、そこで燈明を献上して、水からあがります。
裾を戻し足元を整えて進みますと、御神水をいただく水場があり一献いただきます。
無病息災をお祈りするそうです。


