堀川今出川の交差点を渡ると、ほどなく白峯神宮の鳥居が見えてくる。
そんなに大きな神社ではないが、ユニークだ。
スポーツ、とりわけ球技の神さんとして人気がある。
一般の神社には、厳粛な「静」の印象があるのだか、白峯神宮は快活な「動」の空気がある。
この日も、境内の「鞠庭」で宮司さんが蹴鞠の稽古を黙々とされていた。
巫女さんも、装束を替えて鞠靴を履いて、蹴鞠の稽古の準備をしていた。
蹴鞠は、いってみれば「リフィテングとアシストを愉しむ、勝敗のない球遊び」であり、常日頃から宮司さんや巫女さんが、お遊びの蹴鞠の練習に余念がないところが、実に微笑ましい。


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