山歩き、サイクリング、ドライブ、何をしても申し分のない天気だった。
でも正直なところ、ボクは不安だった。
直射日光に長時間さらされて運動することは、消耗が激しく今のボクの体力では、楽しいどころか、苦行以外の何ものでもない。
ボクは日中、家事と買い物と洗車で時間を過ごした。
運動は、陽が落ちてからだ。
夕食のあと、シクロクロスで名古屋市内をポタリングすることにした。
20㎞ほど気の向くまま、ナイトサイクリングした。
過酷なロングライドや、ハードな山行はもう無理かもしれない。
この程度の夏日に、尻尾をまるめて逃げたのだから。
