軽くて、小さくて、写りが良くて、防塵・防滴で、明るく見やすいファインダーと
強力な手ぶれ補正機構を備えていて、雨の中でも厳冬期の雪山の中でも正常に動く一眼カメラ。
これらは必要条件で、十分条件は、「美しいこと」。
しかも、静かにして欲しい時には、電子シャッターを選び消音もできる。
注文していたオリンパスのE-m5 MARKⅡというカメラが、二日前の発売日に届いた。
先月のことです。
ボクは、雪山の避難小屋の前で休憩をしていた。
首に掛けていたE-M1というカメラをデッキの上に置いた。
熱いカフェラテを飲もうとして、携帯マグカップに手を伸ばした。
手がかじかんでいたのだろう。
マグカップを持ちあげようとして、手が滑ってしまった。
E-M1の上に、熱湯で溶いた大量のカフェラテをぶち撒けてしまったのだ。
それこそ、直撃でカメラ本体もレンズ胴体もカフェラテをまともにかぶってしまった。
カメラから湯気が立っていた。
すぐに、ボクは雪の中にE-M1を埋めた。
カメラとレンズ胴体にねっとり付着したカフェラテを洗い落そうと、なんどもなんども、雪でゴシゴシ洗った。
下山して、公衆トイレの水道水でカメラに水をかけて洗いもした。
帰宅後、入念にメンテナンスした。
E-M1は全く異常なくカメラ内部に水が滲みた痕跡ももちろんない。
レンズも防塵・防滴のレンズを装着していた。
正直に言おう。
ボクは、E-M1を2台持っている。
京都の街歩きなどでは、標準ズームと望遠ズームを装着した2台のE-M1を持っていくことが多い。
とちゅう、雪や雨が降る中でレンズ交換したくないし、この2台で35mm換算で24mmから300mmまでカバーしている。
明るさは、全域でF2.8通しで写りも良い。
新しく仲間入りしたのは、E-M1の「できの良い弟分」ともいえるE-m5 MARKⅡです。
いま、E-M1を1台売却して処分しようか、それとも息子に譲ろうか思案してところです。
ボクは昨年、某メーカーの一眼カメラを水で1台ダメにしています。
外遊びに持ち出すカメラやレンズにはボクなりの要求品質があり、選んだカメラとそのメーカーには実体験に裏付けられた信頼を寄せてもいます。

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