三十三間堂から六波羅蜜寺、建仁寺と歩き、祇園で食事をして八坂神社から知恩院に脚を伸ばしました。
歩き足らなかったので、高台寺の前から二寧坂を登り、八坂の塔の路を歩きました。
三十三間堂の千手観音や風神雷神の像もすばらしかったのですが、建仁寺の法堂の天井に描かれた「双龍図」には圧倒されました。迫力がありました。
京都の街は、風水にのっとり配置されていて、街全体は「四神相応」で東西南北それぞれ守り神が配置されています。
東は「青龍」、西は「白虎」、南は「朱雀』、北は「玄武」です。
東山の守り神は、青龍です。
仏教絵画には龍がよく描かれますが、東山の建仁寺の龍は、これに関係があるのか気になります。
この建仁寺、京都の最も古い禅宗のお寺です。
栄西ですから、臨済宗です。
「双龍図」の他に、俵屋宗達の筆による「風神雷神の屏風絵」が展示されていますが、これにも圧倒されました。
デジタル印刷のレプリカを展示しているとのことですが、それでも印象的です。



