お寺の歴史は古く、587年に聖徳太子が創建した寺だと伝えられています。
40年前の学生時代にここに来たこともないので、今回立ち寄ってみました。
歴史的な見所はいろいろあるようですが、ボクがひかれたのは、本堂の東側の枝垂れ桜の下に配置された小さな「十六羅漢」と合掌地蔵です。
ここの十六羅漢像は、タイのチェンマイの職人の手に寄るもので、設置されたのも10年ほど前のことらしく、けっして歴史的遺産や重要文化財ではありません。
この小さな羅漢の石像は、どれもニコニコ顔の微笑ましい十六体の賢僧像です。
「和顔愛語(わげんあいご)」の教えを表現しているとか。
いつも優しい顔つきで、穏やかに話すように心がけましょうということのようです。
観ていて、素直にこころがなごみました。
笑う門に福来るではないですが、優しい表情には癒されます。







