下関市はことのほか広い。
関門海峡に面した海峡の街の印象があるが、瀬戸内海に面した古風な街並みの長府もあれば、日本海に面する山陰リアス海岸のエリアもある。
角島大橋(すみしまおおはし)は、下関の北西部、日本海に面した岬とぽっかりとその先に浮かんだ「角島」を結んでいる。
あいにく小雨が降っていて霞もかかっており、ねらっていたスカッとした写真は撮れなかった。
おまけに、道路整備公団のパトロールカーがやってきて、たちまち橋の欄干に等間隔に「黄色い工事中の旗」を立てていくので、構図も絵も選ぶ余裕がない・・・。
どうやら、翌日、「ツールド下関」の自転車レースがあり、その準備作業のようです。
快晴で豊穣の光の朝に、もういちど訪れてみたいものです。
でも、ここはけっこう遠くアプローチは、時間がかかります。
瀬戸内を走る山陽道と内陸部を縦貫する中国道が合流するところ付近から、長門方面に一般道をはしり、「特牛」方面の道路標識のルートを辿っていきます。
「特牛」って地名がまた面白く、こんな地名はボクは読めません。
「特牛」と書いて、「こっとい」と読むのです。おどろきの地名です。

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