早朝からひとりで、南信州の雪山歩きです。
体が慣れるまで、過呼吸のような症状がつづいて、最初から息が上がりすこしあせりました。
過呼吸は治まったものの、あいかわらずスノーシューを履いた脚どりは重いままで、何組かのパーティーに抜かれました。
雪は、昼前からいっそう強くなりました。
E-m5Ⅱ+TAMRON 14-150mm F/3.5-5.8 Di III

雪とガスで見通しも悪く、光も足りないのでファインダーを覗いても面白い絵はありません。
今日は、15人くらいがピークハントしたと思われます。
途中敗退を意識しましたが、時間計算ギリギリで雪が吹きっさらしの山頂に立ったのですが、何も見えないし誰もいない殺風景な山頂です。
登ったら下山しないといけないわけですが、この下山がとてもきつかった。
脚が思うように動かなかったのです。
雪がますます強くなり、下りのルートは疲れている上に新雪が積もりいっそう足をとられて50歩進んだら休憩、20歩進んだら休憩の繰り返しでした。
つらかった~。
陽が暮れるまでに下山しようと雪山を歩きながら、昨夜pithecantroupusさんのブログの動画に添えられていた「nature boy」のメロディを思いだし、何度も口ずさんでいました。美しい曲です。