遊遊爺的なボクの時間

青葉の笛

• 2016.05.26
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一の谷の　軍(いくさ)破れ
討たれし平家の　公達あわれ
暁寒き　須磨の嵐に
聞こえしはこれか　青葉の笛

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Comment

AzTak | URL | 2016.05.27 07:18 | Edit

かなりくたびれた感じの小舟ですねえ。在りし日の様子を思いおこさせるような状況かもしれません。
『青葉の笛』って、どんな笛だったのでしょう。名手の調べはさぞかし素敵なものだったのでしょうね。

Katsumi Numa | URL | 2016.05.27 08:48

平家物語の敦盛最期の章に、横笛の名手の誉れ高き17歳の美男子「平敦盛」が腰に差していたのは、祖父忠盛が鳥羽院より賜った
名笛「小枝」とあります。須磨寺の宝物殿に保管されている横笛だそうです。
当時、横笛の竹は、鹿児島の台明寺より朝廷に献上される若葉をつけたままの竹が最上の音色を奏でるモノだったそうで、「青葉」とはその霧島ブランドともいうべき台明寺の竹笛の総称だったようです。
「青葉」とはブランド名で、「小枝」は敦盛の持っていた笛の固有名詞だそうです。

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